エンジニアのメンタルヘルスリスクとセルフケア

エンジニアは、メンタルヘルスリスクの高い職業の1つとして知られています。

エンジニアの場合、「集中して1人で作業することが多く、他人とのコミュニケーションが少ない」、「目先の仕事に追われて、リフレッシュしづらい」「個人的なことを上司や同僚に相談しづらい」「クライアントに常駐で、タイムリーに相談しづらい関係性」「新しいプロジェクトの業務に不安やストレスを感じる」「こだわりの強い自分の信念に基づいて、辛くても頑張っている」といった対人関係によるストレスが多く、メンタル不調に陥りやすいようです。一度メンタル不調に陥ってしまうと、仕事でのパフォーマンスが低下し、遅れた作業を取り戻そうとさらに1人で頑張り、頑張っているつもりでも仕事が捗っていないことで自分を責め、うつ病になり休職や退職に追い込まれてしまうといった事例は、多々ありますのでセルフケアが必要となります。

セルフケアといっても、そんなに難しいことではなく、簡単なセルフケアの方法としては、「普段動かさない体の動きをする」「気持ちを書きだす」「意識して腹式呼吸をくりかえす」「なりたい自分を想像する」「好きな音楽を聞いて歌う」「失敗をクヨクヨせず笑う」といったものがあります。自分で少しおかしいかなと気づいた時に、その都度ストレスから意識を逸らす簡単な行動をとることで、こまめにストレスを発散し、メンタルを追い込まれることがないようにすることが大切なのです。エンジニアとして健やかに仕事をし続けるためにも自分の体や心を労ることを心がけましょう。